デジタルzin!ポエジン『宇宙塵』/即興詩人・AI UEOKA

即興詩人・AI UEOKAによるデジタルzin! 雑多な芸術・らくがき日記。

詩と詩人&POETRY SLAM JAPANについて

言葉のスラム・バトルトーナメント、主に『POETRY SLAM JAPAN(以下:PSJ)』について、感じていることを感じたままに書きます。http://poetryslamjapan.com/ 基本、言葉のスラムは、出場者が言葉の表現を競い合う対戦形式のイベントで、与えられた制限時間…

アイツムギ

いつも応援してくださっているみなさんのおかげで、とうとう文学賞なるものを受賞することができました。『島崎藤村記念文芸祭』、現代詩部門の二位に、今回選ばれました。 今回の受賞を通し、再確認できたこと、自分の中で新しく言葉に変えることができたこ…

YOU

ここ数年、作品をつくること、特に『詩』に関しては、だんだん自由を得られるようになってきました。作家・森博嗣さんのエッセイ『自由をつくる 自在に生きる』の中の「自由とは思い通りになること」という言葉を、だんだんと自身の詩作において体現できるよ…

ウエノ・ポエトリカン・ジャム5

ウエノ・ポエトリカン・ジャム(以下・UPJ)を、昼と夜、観てきました!UPJは、日本一大きな詩のイベント、といった感じで告知されてる言葉のライブイベントです。上野公園の野外ステージ(水上音楽堂)で行われました。ここは1000人近く入る会場で、昼間着…

TOKYOポエケット、ありがとうございました!

おはようございます。ペヨー太です。TOKYOポエケット、無事終了しました! 応援してくださった皆さん、ありがとうございました! 嬉しいことに、26点の作品を世に出すことが出来ました。ポエケットを通じ、新しく知り合った方が出来たこと、話してみたいなと…

TOKYOポエケット・作品紹介02

こんばんは。ペヨー太です。明日、7月9日(日)開催のTOKYOポエケットに出展する作品を一挙紹介します! 小説『胡蝶の舟』(上・下巻)500円(税込) 歌を信じ、夢に渡り、たどり着いた別世界。五十三の宿場をめぐりながら、西へ、西へ、心の最果て『都』…

TOKYOポエケット・作品紹介01『うちゅうのうた』

おはようございます。ペヨー太です。来る7月9日(日)、両国・江戸東京博物館にて開催される『TOKYOポエケット』に出展します!ポエケットは、詩にまつわるものが出展されるマーケットイベントです。ブース名は、『植岡勇二/ペヨー太』。 ブースNOは、…

万年一回戦敗退男

おはようございます。植岡です。先日、言葉の天下一武道会的なイベント、『ポエトリー・スラム・ジャパン2017・東京予選B』に出場して来ました。 この大会は、世界大会の東京予選で、勝ち進むと、全国大会からパリのワールドカップへと進める、そんな構図を…

『東京荒野・第七号』・『履歴書を買いに』

季刊誌『東京荒野・第七号』に、古代歌謡でプレイした即興詩『履歴書を買いに』が掲載されました!東京荒野は、心の荒野をさまよう表現者が、オアシスを求めもがくさま、あるいは更なる荒野へと歩みを進めるさまが、様々な作品となって描かれている、そんな…

詩とは何か? 

太陽は永い旅を経て出会いを味わい 反射されやさしく砕かれ 完成する (1998年作:『太陽』) Q:詩とは何か? A:言葉が羽化して音楽になること。そう感じていた二十代。 最果てを目指し 魂の加速度をあげる魂を加速させるためなら 毒さえも食らう (2010…

『パーティクル』

この悲しみさえ 粒子の配列 雨よ打て 雨よ打て 悲哀の先にある 情熱を揺さぶれ この微笑みさえ 粒子の偶然 雨よ舞え 雨よ舞え 笑みの奥にいる 孤独な踊り子よ 詩集『そりゅうしのうた マイナビ現代詩歌セレクション』より

『風捕り』

あの風ならきっと あの場所に吹いているはず 捕まえに行こう あの日の僕の約束を 風だけが覚えているなら 詩集『そりゅうしのうた マイナビ現代詩歌セレクション』より

『最果て』

最果てを目指し 加速度をあげる 最果てを目指し 魂の加速度をあげる 魂を加速させるためなら『毒』さえも食らう 毒が犯すもの 毒の副作用がもたらすもの それは 時間の変化だ 時間が壊れはじめる 時間が壊れはじめる 時間が毒に犯される 時間が毒に犯される …

そりゅうしのうた・販売ストア

こんにちは。植岡勇二です。 僕の詩集『そりゅうしのうた マイナビ現代詩歌セレクション』の販売サイトが拡張しています。 ≪Amazon≫ https://www.amazon.co.jp/dp/B01M10KWOM/≪KOBO≫ http://books.rakuten.co.jp/rk/f4a0358829cf3a5cbbd3c8d2244e88b8/≪マイ…

そりゅうしのうたサウンドトラック

こんにちは。植岡勇二です。詩集『そりゅうしのうた』のサウンドトラックをつくりはじめています。 まず一曲目は『ブランコ』という詩です。 朗読・作曲は、ベスビオ冨田さんという女性。 よかったら聴いてください。こちらから聴けます→★★★ そりゅうしのう…

詩集・『そりゅうしのうた』発売!

こんにちは。植岡勇二です! この度、マイナビ出版社より、僕の詩集が、マイナビ現代詩歌セレクションのラインナップとして発売になりました! 二十二年かけて積み上げた詩集です。そしてここ一年、ずっと引きこもり、編集作業をしていた作品でもあります。 …

決め打ち

お久し振りです!いま、ひとつ結果を待っていることがあって、その結果が整い次第、ブログを更新しようと考えていたのですが、もうしばらく時間が掛かりそうなので、ここでひとつ記事を書くことに。この数カ月間、ずっと詩を書いています。『古代歌謡』の即…

臓器移植

自分だけの孤独を 癒やすための浪費は もはや社会的消費システムとなり変わりはじめてるそんな中自分と 対峙出来たとき自分は 何か生み出すと気付きはじめてる 夏に企画する 新しいステージ 速攻で即興に卒倒する空間 人の息づかいにしびれ切る瞬間 泥の美し…

「時は花」

過去は雨未来は太陽夢は虹今は空 ウエペヨ

色即是空

この世はカラ。みな、同じカラ。だからこその実体を持ち、 より存在を震わせ、 変化し続けたいと願うのかも。影の響き。影響。影はカラの正体? ウエペヨ

10年も20年も

今年で、本格的に詩を書き始めて 20年になる。僕の詩のルーツ、というか、 詩の原体験を語ると、 それは漫画にあると思う。吉田聡の「湘南爆走族」。 これはただのヤンキー漫画でなく、 途中、登場人物たちが、 その気持ちを詩のような台詞で 静かに語った…

ミュージック

ここ一年くらい、 過去や思い出や記憶といったものに 心惹かれていて、 それは僕にとっては珍しいことで、 僕は常に「今」にいる状態が平常になっているし、 その「今」が「今」のまま、 形を変えていくのが時間だと思っているし、 僕はどうあがいたって、過…

「波が、降る」

&SCENE手創り市における、 惑星のかぞえかたさんとの出会い。 あたまの中で、静かに、ずっと、 惑星をカウントしつづけ どこまでも銀河の円周を広げていくかのように、 深く、自分に入り、外界に広がる。 かといってそれは、生活観のないものでもなく…