デジタルzin!ポエジン『宇宙塵』/即興詩人・AI UEOKA

即興詩人・AI UEOKAによるデジタルzin! 雑多な芸術・らくがき日記。

万年一回戦敗退男

おはようございます。植岡です。

先日、言葉の天下一武道会的なイベント、『ポエトリー・スラム・ジャパン2017・東京予選B』に出場して来ました。
この大会は、世界大会の東京予選で、勝ち進むと、全国大会からパリのワールドカップへと進める、そんな構図を持った大会なのですが。。

今回のスラムも、僕は一回戦敗退でした。

結構な低得点で負けたのですが、その低得点の意味をかなり考え続けました。

準優勝した、もりくんという詩人さんのパフォーマンスを見てつくづく感じたりもしたのですが、やはり朗読というか、ステージは、身体あって行われること。

その身体生が僕の朗読には宿っていなかったし、そもそもそこを余りにも意識出来ていなかった。

そして、それを意識出来ていない、ということは、大会・ステージに対するイメージが及ばなかったということ。

つまり、今回の大会について、突きつめて考えられていなかったということだとも考えてられます。

次に、あの場で読むのに今回読んだテキストが的確であったか? ということ。

僕は自分の出番が来るまでに、10人の出場者のステージを観ることが出来たのですが、それらを見ながら感じたのは、高得点を上げるステージの特徴は、コミュニケーション性が高いということ。

それを踏まえ、僕の中に『会場からお題を貰って即興をやることに切り替えよう』という考えも強くあったのですが、結果切り替えずに、用意して来た決め打ちのテキストを朗読。

そして鳴かず飛ばずの低得点を得ました。

それら、様々な理由が心に上がりましたが、やはり一番大きかったのは、大会にかける心の熱量の高さ、だと今に思います。僕はその熱量が低かったのだと。
要は自分に負けた、ということです。それが何より情けない。悔しいではなく、情けない。

朗読が上手かったとか下手だったとか、テキストの内容がどうとか、即興に切り替えるか悩んだとか、そんなことすべて熱量があればどうにかできたことだと思いますし、どうにかしていたと思います。

そんな後悔や反省を書き留めたく思いました。

来年も、エントリーしたく思います。それまでに、やれることをやり切りたいと思います。
ありがとうございました。


ペヨー太