TOKYOポエケット・作品紹介01『うちゅうのうた』
おはようございます。ペヨー太です。
来る7月9日(日)、両国・江戸東京博物館にて開催される『TOKYOポエケット』に出展します!
ポエケットは、詩にまつわるものが出展されるマーケットイベントです。
ブース名は、『植岡勇二/ペヨー太』。
ブースNOは、『H2』です。
僕はこのイベントで、詩集を数冊、朗読入り電子音楽CDを二枚、小説を一冊(上・下巻)電子書籍形式で販売しようと考えています。
作品紹介01。
まずは、新作詩集『うちゅうのうた』。
この詩集は、昨年10月にマイナビBOOKSから発売された、僕の詩集『そりゅうしのうた』の流れを汲む作品です。
詩とは何か?
耳で聴こえない
宇宙の音に
言葉という音色で
姿を与える音楽
『詩とは何か?』より
黒い蛇を潰す
闇になれ、と
黒い蛇を潰す
何度も何度も
破裂する闇を
重ね合わせて
わたしたちは
夜を生み出す
夜は海
夢は波
わたしは
外宇宙に打ち寄せる
一番初めの潮騒
『潮騒』より
宇宙の成り立ちや
法則のようなものを
伝えたいとき
僕には詩がしっくりきます
何故ならそれらは
詩のような
言語を超えた何かで
できていると思うからです
『あとがき』より
これらの文章(詩)にもあるように、僕は、詩という音楽を使うことによって、宇宙になれる体験・感覚が好きで、そういった感覚を用いて宇宙の実体に迫りたいというのが、この詩集の試みです。
ZINEスタイルの冊子。60ページ、17篇の詩。価格は500円です。
ポエケット、良かったら遊びに来てください!
よろしくお願いします!
植岡勇二