デジタルzin!ポエジン『宇宙塵』/即興詩人・AI UEOKA

即興詩人・AI UEOKAによるデジタルzin! 雑多な芸術・らくがき日記。

2016-01-01から1年間の記事一覧

『東京荒野・第七号』・『履歴書を買いに』

季刊誌『東京荒野・第七号』に、古代歌謡でプレイした即興詩『履歴書を買いに』が掲載されました!東京荒野は、心の荒野をさまよう表現者が、オアシスを求めもがくさま、あるいは更なる荒野へと歩みを進めるさまが、様々な作品となって描かれている、そんな…

『癒し』について:BUCK-TICK・馬野ミキ・岡村靖幸

以前、岡村靖幸・岡村ちゃんのラジオか、インタビュー記事かを読んだ時に、彼は『癒し』についてこんなことを言っていた。 「いい仕事ができた時に、僕は癒されるんですよ」 僕にとって『癒し』とは何か? と考えた時、岡村ちゃんの言葉が過る。確かに、どん…

詩とは何か? 

太陽は永い旅を経て出会いを味わい 反射されやさしく砕かれ 完成する (1998年作:『太陽』) Q:詩とは何か? A:言葉が羽化して音楽になること。そう感じていた二十代。 最果てを目指し 魂の加速度をあげる魂を加速させるためなら 毒さえも食らう (2010…

『パーティクル』

この悲しみさえ 粒子の配列 雨よ打て 雨よ打て 悲哀の先にある 情熱を揺さぶれ この微笑みさえ 粒子の偶然 雨よ舞え 雨よ舞え 笑みの奥にいる 孤独な踊り子よ 詩集『そりゅうしのうた マイナビ現代詩歌セレクション』より

『風捕り』

あの風ならきっと あの場所に吹いているはず 捕まえに行こう あの日の僕の約束を 風だけが覚えているなら 詩集『そりゅうしのうた マイナビ現代詩歌セレクション』より

『最果て』

最果てを目指し 加速度をあげる 最果てを目指し 魂の加速度をあげる 魂を加速させるためなら『毒』さえも食らう 毒が犯すもの 毒の副作用がもたらすもの それは 時間の変化だ 時間が壊れはじめる 時間が壊れはじめる 時間が毒に犯される 時間が毒に犯される …

そりゅうしのうた・販売ストア

こんにちは。植岡勇二です。 僕の詩集『そりゅうしのうた マイナビ現代詩歌セレクション』の販売サイトが拡張しています。 ≪Amazon≫ https://www.amazon.co.jp/dp/B01M10KWOM/≪KOBO≫ http://books.rakuten.co.jp/rk/f4a0358829cf3a5cbbd3c8d2244e88b8/≪マイ…

DJMIX、はじめました!

こんばんは。植岡勇二です。この度、縁あって(?)、DJMIX的なこともはじめました。 良かったら聴いてください↓https://www.mixcloud.com/ueokayuji/ueoka-yuji-fractal-mix/

そりゅうしのうたサウンドトラック

こんにちは。植岡勇二です。詩集『そりゅうしのうた』のサウンドトラックをつくりはじめています。 まず一曲目は『ブランコ』という詩です。 朗読・作曲は、ベスビオ冨田さんという女性。 よかったら聴いてください。こちらから聴けます→★★★ そりゅうしのう…

思い出と出会う・常夏ピアノ展

こんにちは。植岡勇二です! 昨年の夏の終わり、秩父・『ツグミ工芸舎・百果店ひぐらしストア』さんにて開催した、絵本の原画展『常夏ピアノ』の模様を記事にしました。こちらから→★★★ 思い出と出会う展示会です。

WEBサイトをつくりました!

こんばんは! 植岡勇二です。僕の作品や、過去の展示会での模様などをアーカイブしたWEBサイトをつくりました。http://ueokayuji.tumblr.com/今回は、昨年6月に、秩父・『ツグミ工芸舎・百果店ひぐらしストア』さんにて行われた企画展『胡蝶の舟・そりゅ…

詩集・『そりゅうしのうた』発売!

こんにちは。植岡勇二です! この度、マイナビ出版社より、僕の詩集が、マイナビ現代詩歌セレクションのラインナップとして発売になりました! 二十二年かけて積み上げた詩集です。そしてここ一年、ずっと引きこもり、編集作業をしていた作品でもあります。 …

音楽をつくっています

言葉は細分化すると音になる。そりゅうしのうた、としての音楽。詩と音楽の同類性。そんなことを考えながら、最近、音楽をつくっています。https://soundcloud.com/uepeyoよかったら聴いてください。 植岡勇二

決め打ち

お久し振りです!いま、ひとつ結果を待っていることがあって、その結果が整い次第、ブログを更新しようと考えていたのですが、もうしばらく時間が掛かりそうなので、ここでひとつ記事を書くことに。この数カ月間、ずっと詩を書いています。『古代歌謡』の即…

東京荒野

3月下旬、『東京荒野』という雑誌に出会った。 編集長の湯原さんにタイトルの由来を訊いた。 ストレートな答え。 「東京は荒野のようなものだと思うからです」 僕は思う。手にしたその雑誌の表現者たちは、それぞれが荒野を持ち、その荒野の広さ、荒さゆえ…

自分を動かす

何かを待ち続けるかのような心持ちで、一日が過ぎた。そして気付いた。僕は僕を待っていたのだということを。「自分を動かすことが出来るのは自分だけ」。そのシンプルな原理を再確認した。 植岡勇二

伊藤くんのこと

記憶やイメージが世界をつくり出す、という証のような時間があった。昨日のことだ。神奈川で林業をやっている友人・伊藤くんと遊んだ。二カ月振りに会った僕らは、六本木で落ち合い、国立新美術館に行き、その後、大江戸線で出れる花見地ということで代々木…

馬野ミキさんと僕

6年前、僕のバンド・古代歌謡がまだ即興をやっていない頃、僕らはSSWS(新宿スポークンワーズスラム)という言葉のバトル大会に出場し、一回戦で猫道さんという方に大差で負けた。 しかしその時、僕らのパフォーマンスに、唯一の一票を入れてくれた審査…

ロゴ

レーベルのロゴがだいたいできました。 フォント、迷うな〜。植岡勇二

生き甲斐

すごく書きたいものが内にあって、 それを書くために時間が必要な時、 心から死にたくないと思う。植岡勇二

道をつくる

やれるだけやった、という状態まで来ると、次が見える。 まだやれる、まだやれる、という思いがさらに湧き上がり、道をつくることができる。最近は、ここ二週間、ずっと家にこもり、詩集をつくっていました。 何らかの形で世に出そうと思っています。そして…

ボツのち晴れ

愛してるあの子に企画書を見て貰い、一発目は不発。 二発目で、ようやくまぁまぁいいかな、というラインに。う〜む、がんばりどころだね。ちなみにあの子は男の子で、そっちの気はお互い全くないけど、そこに愛らしきものを勝手に感じている。ぺよーた

バランス

自分の心は、宇宙という球体の中に浮かぶ、小さな球体だ。その大きな球体の中で、いま、どこに自分は座標を置き浮かんでいるか? ひとつの物事に、陰陽が備わっている、としたなら、そのどちらか一方を完璧に選ぼうとするのではなく、陰陽の交わりの中に、自…

臓器移植

自分だけの孤独を 癒やすための浪費は もはや社会的消費システムとなり変わりはじめてるそんな中自分と 対峙出来たとき自分は 何か生み出すと気付きはじめてる 夏に企画する 新しいステージ 速攻で即興に卒倒する空間 人の息づかいにしびれ切る瞬間 泥の美し…

愛してると言うために僕は企画書を書いてる。

愛してるあの子を口説き落とすために夏の企画書を書いてる。いや、口説き落としてからがはじまりだから、夢精しないように気を付けなくちゃね。妄想は現実を妄想世界に変える。ならば、現実の真ん中に風穴を開けて、その中に僕の夢を射精するだけだよ。そう…

『ゲンジュウ-言銃-』

ものを書くところでしか生き場がない。伝えたいというより、沸き立つものをただ形にすることによって、湧き上がる感覚をより確かめたいだけなのかもしれない。言葉が、言っている。言葉は、全世界につながったある種のネットワークで、それが、誰の、口を伝…

2015年の風から2016年の風へ。

時は2016年に入りました。本年もよろしくお願い致します! 昨年10月以来のブログ更新となります。 もし気に掛けてくれている方がいましたら、大変長らくお待たせ致しました!今日は昨年の振り返りなど、書かせて頂きます。 まず、昨年大きかったのは、5月下…