常夏ピアノ
こんにちは。植岡勇二です! 昨年の夏の終わり、秩父・『ツグミ工芸舎・百果店ひぐらしストア』さんにて開催した、絵本の原画展『常夏ピアノ』の模様を記事にしました。こちらから→★★★ 思い出と出会う展示会です。
時は2016年に入りました。本年もよろしくお願い致します! 昨年10月以来のブログ更新となります。 もし気に掛けてくれている方がいましたら、大変長らくお待たせ致しました!今日は昨年の振り返りなど、書かせて頂きます。 まず、昨年大きかったのは、5月下…
『常夏ピアノ展』無事終了しました。この企画展は、10年前に『常夏ピアノ』の物語を書き起こしたことがきっかけとなり、10年後に展覧会になりました。 北海道からは『常夏ピアノ』の産みの親、菓子美呆の稲尾さんがかけつけ、さらに深みを増した朗読と、もの…
秩父・ひぐらしストアにて、絵本の原画展『常夏ピアノ展』はじまっています。 会場では増子愛(めぐみ)さんのラフ画・絵本の原画、そして『常夏ピアノ』の絵本とサウンドトラックが一緒になったCDブックもお買い求め頂けます。 あの夏の記憶を探す展覧会…
絵本原画展『常夏ピアノ』に関わる常夏メンバーの、 僕なりの紹介をしたいと思います。 今回、絵を描いてくれているのは、増子愛(めぐみ)さん。 絵を本格的に描くのは、この機会がはじめてとのことですが、僕は増子さんの絵が大好きで、感じるままに幸せに…
波打ち際に、二人は黒い革靴を脱ぎました。 白い波が重ねって、それは鍵盤に見えました。 波のピアノを弾くと、水平線のむこうから、音楽が聴こえてきました。ちょうど10年前、「常夏ピアノ」というお菓子に、物書きがお話をつけました。 その物語を、絵描…
スティーブン・キング原作、キューブリック監督の映画「シャイニング」は観ましたか? キューブリックは、シナリオは書けても小説は書けないんだって。何故なら、小説を書こうとすると必ず気が狂うだろうと確信していたから、とか。だから避けて通ったみたい…
31歳の頃、つまり10年前に、僕はひとつの物語を書きました。それは、当時奈良でお菓子屋さんを営んでいた「菓子美呆(現在は長崎)」の、のりさんに、お菓子からイメージする紙芝居の物語を書いて欲しい、と頼まれたのがそのきっかけ。そのとき、僕にはある夢…