Everlasting youth：永遠の青春！ - デジタルzin！ポエジン『宇宙塵』／即興詩人・AI UEOKA

２０１８年ですね！　あけましておめでとうございます。

いつもアホな僕を、真剣に応援してくださり、ありがとうございます！
昨年ほど、みなさんに愛されていることを実感できた年はありませんでしたし、そのお気持ちがガラリと僕を変えてもくださりました。
みなさんのご厚意に恥じぬよう、今年もやり切りますので、よろしくお願い致します！

２０１７年は、サランラップに包まれスーパーの冷凍庫に保存されていた僕の心が、特売で売りに出されるため、解凍され、スーパーの魚売り場にはじめて並んだ年でもありました。
今は、ねばねばしたサランラップをスロウな手つきで引き裂き、片腕だけそこから出し、外界にタバコの煙をくゆらせながら、じっとラップ越しに、世界を見つめはじめています。

僕は１６年前、ふるえ、あふれているブルー・スプリングを、ピークのまま凍らせることに成功、そこからコールド・スリープに入りました。

氷河のベッドで寝ている最中では、夢の中で過剰な恋愛をしたり、自分の心を正確に数値化するために、様々な記憶を整理・加工しながら方程式を探し、その解答として、詩を書いたり読んだりしていました。友達ともたくさん遊びました。仕事も少しだけしました。
冷凍庫の中で、ずっと隣で寝ていた魚たちと、互いにつながり合った夢の中で出会い、仲間も増えていきました。

昨年春、コールド・スリープから覚めた時、ここがどこなのか？　自分が誰だったのか？　を、正確に理解するのに、少し時間が掛かりました。
久々に目覚めた世界では、１６年前に僕たちが想像していたアイディアのだいたいが形になっていました。いいことも、悪いことも。
「今なら泳ぎやすいな！」、とも思います。逆に、「なんか、水が変わったな」とも感じています。

隣で寝ていた魚たちに、再び夜の眠りの中で、今の自分のことを、沸き上がる感情を、そこから生まれる思考を素直に話した時には、「お前は変わったよ。着いていけなくなるかも」と言われもしましたし、「どんどん泳ぎまくればいいんじゃない？　大海に出なよ！」と、応援してもくれました。
同時に、冷凍庫に入る前、大海で一緒に泳いでいた魚たちは、今、一緒に並んでいる特売コーナーの平台にて隣り合い、「おかえりヒーロー」と、僕を迎え入れてもくれました。

コールド・スリープから覚め、今日の今まで、一瞬たりとも集中力を切らすことなく泳ぎつづけることができました。

漫画・『ドラゴンボール』の中に、好きな概念があります。

「『スーパーサイヤ人』になることができたなら、その状態をデフォルトにし、日常生活もその状態で送れるようになるのがベスト」

と、『精神と時の部屋』での修行の際、自分の子供である『悟飯』に教えた『悟空』の言葉です。

眠りから覚め、再びスーパーサイヤ人になることができましたが、やはりイライラもするし怒りやすくもなるし、身体的行動には走らないけど、頻繁にキレてたりもしました。
昨年、幼馴染と再会した時、「昔からペヨはすんげえ短気でキレやすいじゃん。今は大丈夫？　それがすげ〜心配だったよ」とも言われ、あ、俺、デフォルトが短気だったよな〜って再確認。そこも悩みもしましたが、「沈黙は金」を意識することによって、だんだんと、自分の感情を客観的に分析することを習慣化していきました。

すると、だいたい、自分の感情が揺れたのは、「互いの立ち位置が違う他人の、考えや価値観、その表現の仕方から生まれる『差異』にいちいち反応してるだけだな〜」ってことに気付けます。

本能や感情を司る野獣の脳パーツ・『辺縁系』からくるレッド・アラームを、良心を最大の喜びとする理知的な脳パーツ・『前頭葉』で和平のシグナルに変換することを意識しつづけ、まず、キレることはほとんどなくなったし、嫌いだな〜って思った人や事柄も、９９％くらいの割合で、受け入れたり、好きになったりできるようになりました。理性ってすごい。

話は少し逸れましたが、そんな訳で、今年もスイッチはＯＮのまま進みます。
だって、時代はすごく変わってちゃっていて、『ドラゴンボール』の世界でさえ、『ＳＳＧＳＳ：スーパーサイヤ人・ゴッド・スーパーサイヤ人（通称：スーパーサイヤ人・ブルー）』ってのが登場しているらしく、もはや、戦闘は神の領域で行われている。
確かに。僕のまわりにも、『デフォルト・スーパーサイヤ人』になったくらいでは、全然敵わないであろう『ＳＳＧＳＳ』系の方ばかり。

先は長いし、深い領域に辿り着きたから、今年もとりあえず詩人のままＯＮでいます。
詩人とは、「生きることが詩」って認識し、それを体現しつづけてる人種のことだと、僕は考えています。
今年の春には、ＳＳＧＳＳクラスの方々とともに、ひとつの時間・作品を創り上げます。

蛇口さん台本・演出、もりくん出演のひとり芝居、

『横なぐりの成長痛』
http://yokonaguri.seesaa.net/

今、その演劇の音楽を担当させて頂いています。

さらに今年中に、とある作品をなんらかの形で世に打つ予定で動いています。
昨年中にリリースする予定で準備も整えていましたが、じっくり戦略を練るため、時間をそこに費やすことにしました。今月中には作戦内容が決定、決行します！

今年は就職も決め、さらに生活と体調を安定させ、安全地帯・秘密基地をつくり、そこからたくさん発信作業をしていきたいと思っています。
そのためにも、今この瞬間に集中し、慎重に、着実に、日々を積み重ねていきます。

そしていつか、『スーパーサイヤ人・ブルー』に成れるよう成長し、本当のブルー・スプリングを取戻し、更新し、『Everlasting youth：永遠の青春』を世界にばら撒きたいと思っています！

そして、まずはじめに、僕らが子供の頃に体験した、月曜発売の週刊少年ジャンプが待ち遠しくて眠れなくて、子供なりに人脈を駆使して土曜日にジャンプが売ってるお店を探し出し、酒屋の前にたくさんの子供たちと並んででも買う、みたいな、作品や状況を、実社会でつくりたいと考えています。