答えを出すか出さないか

物事をシンプルにするために
明確な答えのようなものを
出そうとするけど、
それは考えること、
考え続けることから逃げる
ひとつの逃避術かもしれないなと、
最近思った。
（ずいぶん前から、保坂和志が
このことについて強く言及していた
ようにも思うけど、自分の中から
それが実感として湧き上がらないことには
経験や気付きにはならないのだとも思う）

人生をシンプルにする必要は
そもそもあるのか？
という疑問にさえ、
向き合っていない自分がいる。

僕の好きな言葉に、
ミランダ・シュライという映画監督の
「ものごとをぐちゃぐちゃにすること。
ぐちゃぐちゃとは失敗すること。
それは生きているということよ」
というのがあり、
僕はその言葉を地でいくような
生活を送っているし、
確かにそれが生きることの活力や
展開を加速させるものに
なっている気がする。

同時に、失敗などないと思っている節がある。
それは、今この瞬間を肯定した瞬間、
過去のあらゆる出来事が成功への種に変わるから。

話はまとまらないけど、このへんで。
メモ。