デジタルzin!ポエジン『宇宙塵』/即興詩人・AI UEOKA

即興詩人・AI UEOKAによるデジタルzin! 雑多な芸術・らくがき日記。

大学をつくりました

八月の中旬から、このブログを書いていなかったのは、
この「大学づくり」のために時間を充てていた為でした。

というのは、嘘で。(ごめんなさい!)

ついさっき、一瞬にして、頭の中に大学をつくりました!

その名も「うえぺよ大学」。ひねりはございません。

その経緯はこうです。

昨日、友人の作家さんと話していて、彼が、
「自分の作品と、世間や自分が素晴らしいと思える作品を
並べて比べてみる。その時、ポイントを絞って比べるのがコツです」

という、彼の手法を話してくれて、
なるほど。僕は他人の作品との比較は、あまりしてこなかったな、
と思い、今回それを実行しました。

比較作は、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」。
ポイントは、「人物描写」です。

さて、そこで気付いたのは、この小説が時代をまだく
全体小説ということも大いにあると思うのですが、
まず、一人の人物を描写するということはどういうことかって
話になると、それは「その人物の人生を描写すること」になる。

その人物に絡まる、環境、文化、歴史、対人関係などを
織り交ぜながら、その人物像を浮き彫りにしていく。

当たり前ですが、これはすごいなと。
当たり前のように完敗です。

それが昨日の話しで、今日、白紙に
これからどうしていこうか? みたいな、
思考ノートをつけていたら。

誰かの人生を徹底的に描写したい。

という、もろカラマーゾフに影響を受けた欲望が燃え立ち、
それにはまず、何が足りないか?
と言ったところで、すごくシンプルに、

「勉強が足りない」

という気付きに行き当たりました。

で、「もっと意識的に勉強しよう!」と思い立ち、
頭の中に「うえぺよ大学」を設立した、という訳です。

教科書は、自分の持っている本を中心に、
それを図書館の資料と並行してやっていく感じです。

勉強というか、あるものごとを通じて
気付きを得るのは好きなたちなので、
この大学計画は、自己満足的に気に入っています。