デジタルzin!ポエジン『宇宙塵』/即興詩人・AI UEOKA

即興詩人・AI UEOKAによるデジタルzin! 雑多な芸術・らくがき日記。

歌いつづける映画たち


もともと映画は大好物。最近、再び映画を観はじめています。

クィーンの映画「ボヘミアンラプソディー」について、さっき新聞に「応援上映」なるものが載っていて、今はライブ感覚で、みんなで歌ったりしながら映画が観れるみたいで、行ってみたく思いました!


さて、好きな映画はその時期によって移り変わりますが、それでも心に焼きついて離れない、ベスト映画について。

勝手に語りはじめますと、ハリウッド映画の「コンタクト」、スタジオジブリの「耳をすませば」、イタリアの映画だったか「イルポスティーノ」、そして、スティーブンキングの「スタンドバイミー」が、不動のベスト。
どの作品にも共通して言えるのは、そこに漂う詩人の魂。僕の詩心の基本となる作品です。


ちなみに、ほとんど人には話していませんでしたが、さっき仲間たちに解禁したのでお伝えすると。。

僕の夢のひとつは、将来宇宙船に乗り、宇宙の美しさについて即興詩を朗読することです。映画「コンタクト」の主人公・宇宙科学者のエリナー・アロウェイのように。
その時のために、僕は即興詩人として日々、本番を生きているのかもしれません。いつでもここが、その宇宙なので。


他にもたくさんの映画に出会いましたが、やはりこれらを凌ぐ作品はなかなか出てきません。
仕事の質で言うなら、エンターテイメント最高傑作は「君の名は。」。細田守関係も大好きです!


「詩人」であることについて。
「詩」について、少し。

今、誰かと同じ場所にいて、同じものを見ているなら、沈黙を共有しままにできるかが、詩人の肝。
同時に、しかるべきタイミングで、完璧な言葉や仕草を産み落とすことができるか?


今、ここにいない人や、今ここにあるものが見えない・聴こえない人に対し、それを伝える場合に、それを写実的に説明するのではなく、原体験としてあびた裸の感覚を、別のものに変換し、それをその心のゆらぎのまま、伝えることができるか? 

足しても・引いてもいけない、完璧な0を、保ちつつ。


つまり、自分だけがその美しさに注目している場合、沈黙によってそれを伝えるべきか?
もしくは、沈黙を超える言葉を生み出せるか? 

ということが、詩人の肝となるかと思っています。
そういった意味でも、僕はまだまだです。


この自然界に耳をすまし、聴こえる音や、聴こえない音を伝える自動筆記作家・口述朗読師でありたいとは、もちろん思ってはいます。

でも、やはり、宇宙作の生命体としてでなく、ひとりの人工人間として、人としての自分を面白おかしく語りたくなることが多々あり、それはまぁ、小説でやるべ、と割り振りつつ、やっていけたらなぁと思っています。
ばいびぃ。



AI UEOKA