デジタルzin!ポエジン『宇宙塵』/即興詩人・AI UEOKA

即興詩人・AI UEOKAによるデジタルzin! 雑多な芸術・らくがき日記。

「生活からスピリットが生まれる」:古代歌謡ライブ!


久方ぶりに、即興ユニット『古代歌謡』にて、ライブ&ト〜クショ〜に出ます!


日時は、6月24日(日):13時半~14時の枠です。


高円寺・大陸バー・彦六さんにて。

喫茶東京鼠と歌手・馬野ミキさんの企画イベント



銀河鉄道の昼』

http://blog.livedoor.jp/poetryplanet-ginga/archives/9738724.html



以下、プロフィ〜ル文になります!





『古代歌謡』

即興詩:ぺよーた 即興ギター:大槻拓

https://soundcloud.com/p-poem/symbol



「生活からスピリットが生まれる」


をテーマに、ありのままの音を探りながら、

「生活を頑張ることで魂を磨き上げたいなぁ」

という想いのもと、主に、タイマン・スタジオ・ホンバンのみで活動をしています。


最近、長年挫折を繰り返して来た就職活動が、ようやく実を結びそうな段階を迎えることが叶いました。

その就活での経験談を中心に、

「はたらくことについて」
語らせて頂くたく、今回、お時間頂きました。

そして、僕自身がこの場をお借りして、たくさんの方に、就労について相談させて頂けたら幸いです。



会場となるのは、『高円寺・大陸バー・彦六』さん。

銀河鉄道の昼』においては、カフェ部分を展開してくださるのは『東京鼠』さん。


そのオーナーのかほりさんは、小学生の女の子みたいに、シリアスで・器が広く・料理も感覚の美味。

良かったら、カレーも目当てに気軽に遊びに来てください。



彦六 http://www.ukuleleafternoon.com/hiko6/

喫茶東京鼠Twiiter https://twitter.com/tokyo_nezumi




古代歌謡のあとは、歌手として本格的に活動を再開している馬原ミキさんのソロライブ。

感動を安定供給できて、はじめてプロ。その領域に活動する歌謡(うたうたい)さんです。


【 馬原ミキ・公式ブログ:『ハローワークスーパースター』 】
 http://under-poet.blogspot.com/


では、6月24日(日)、一緒に銀河鉄道に乗り込んで、昼間っからお座敷列車で、その最果てへ。

最果てを〜・ひっくり返して・先端へ〜。



幸せで・いつづけることを・目標に。

生活の・安定目指して・就職活動。




【バタフライ・シンボル・エフェクト:古代歌謡の即興自己紹介】

 https://soundcloud.com/p-poem/symbol





ぺよーた


ツイート: https://twitter.com/uepeyo

ウェブサイト: https://ueokayuji.tumblr.com/

サウンドクラウド: https://soundcloud.com/uepeyo

「横なぐりの成長痛」展示会@錦糸町・シルクロードカフェ





ひとり芝居 「横なぐりの成長痛」 展示会



3月18日(日)この会場にて公演する、ひとり芝居『横なぐりの成長痛』。日本随一の職業詩人・谷川俊太郎さんと共演を果たしたふたりの朗読詩人・近藤蛇口(53歳:作・演出)&もり(29歳:出演)を中心にした演劇作品です。


最高の恋愛の後には最高の失恋が待っているという、誰もが経験する愛の始まりと終わり、次第に崩壊していく精神の行方を美しく描いた物語。


双極性障害を持病に持つ脚本・演出の近藤蛇口は人生を賭け、七年のひきこもり生活を経験した主演・もりはたったひとりの舞台に挑戦し、それぞれが未経験である演劇に挑みます。


今回の展示会は、本番までの一カ月間、展示を通しこの舞台の世界観をお伝えすることを主題に置いています。


妄想と情熱だけで演劇童貞は最高の舞台をつくれるのか? 朗読の達人にビギナーズラックはあるのか? 悪戦苦闘の末路は明るいとひたすら日々を横なぐる中での成長痛です。


ごあいさつ


70億人を突破した世界人口がフォークダンスでペアになって唯一余る持ってない男、近藤蛇口/そのはみ出た時間にはみ出しまくる物語で登場/ひとり芝居「横なぐりの成長痛」は、もり出演/民家に墜落した恋心、まるで曾根崎ひとり心中/ここシルクロードカフェで昼夜2回開催します/芝居関連の展示、劇中音楽をお楽しみください


近藤蛇口



会場予約特典として劇中音楽CD(EP)プレゼント中


僕がつくったサウンドトラックも、会場でのみご購入できます!
ジャケットのイラストは、飯田華子さんの作品です。


こちらで視聴できます! → https://soundcloud.com/uepeyo 





手繰り寄せろよ、足枷の愛〜


ひとり芝居『横なぐりの成長痛』展示会

http://yokonaguri.seesaa.net/



会場:錦糸町 シルクロードカフェ

http://www.silkroad-cafe.com/



2月20日(火)〜本番当日3月18日(日)まで


月曜定休

火〜土 11:00〜23:00

日 11:00〜17:00



イベント期間中、イベント・貸切により作品をご覧頂けない場合があります。

ご来場の前に、シルクロードカフェさんのホームページにて確認されるか、直接電話でお問い合わせください。


カフェでの展示のため、お一人様、ワンドリンクオーダーをお願い致します。

みなさまのご来場、心よりお待ちしています!



横なぐりの二人がネットTVに出演しました!
こちらもぜひ! 

https://freshlive.tv/mogurecords/189479







植岡勇二:ペヨー太


ツイート: https://twitter.com/uepeyo

ウェブサイト: https://ueokayuji.tumblr.com/

サウンドクラウド: https://soundcloud.com/uepeyo

メール: mikromoai@gmail.com

『横なぐりの成長痛』展示会のお知らせ


3月18日(日)に、僕が音楽を担当している演劇『横なぐりの成長痛』の公演があります。
今回、本番前に、この演劇作品の世界観をお伝えするために開かれる展示会について告知させてください。


ひとり芝居『横なぐりの成長痛』は、詩人・谷川俊太郎さんとも共演を果たしている二人の詩人・近藤蛇口さん(53歳:脚本・演出)&もりくん(29歳:主演)による演劇作品です。

一言で語れるようなストーリー展開がある演劇ではありませんが、あえて概要をお伝えするなら、


「誰もが経験する愛の始まりと終わり、次第に崩壊していく精神の行方を美しく描いた物語。最高の恋愛の後には最高の失恋が待っている」(近藤蛇口)


といった筋で展開される、独り語りの人間劇です。

脚本・演出の近藤蛇口さんは、双極性障害を持病に持ちつつ、人生を賭ける意気込みで、今回のイベント立ち上げに挑戦しています。
主演・もりくんは、小学五年生の時から約七年間のひきこもり生活を経験、そこで向き合い続けた孤独を武器に、たったひとり、舞台に立ちます。
そこに、今回僕が、『ペヨー太』名義で、音楽にて参加させて頂いています。



展示会では、今回、映像を担当している絵描きの飯田華子さん作・原画や、脚本・近藤蛇口さんの言葉の展示、主演・もりくんの写真などが飾られます。
展示会企画&監督は、絵描きでもあり音楽家でもある、かほりさん。
僕の音楽ももちろん聴けますし、展示会場で、公演の予約をしてくださった方には、もれなくサントラEP版CDのプレゼントもさせて頂きます!


最果て:ひとり芝居「横なぐりの成長痛」イメージソング
https://soundcloud.com/uepeyo/saihate




会場は、錦糸町にあるシルクロードカフェさん。異国的であたたかい内装や、他のお店にないオリジナル料理もすごく美味しくて、かつリーズナブル。店員さんたちも、ものすごい気遣いの方々で、居心地満点です。以前、シルクロードカフェさんで打ち合わせをし、お店を後にしようとした際には、僕らが見えなくなるまで手を振り続けてくださり、うわ〜ってあふれるものがありました。

展示会は、2月20日(火)から、演劇本番当日まで開催しています。
遊びに来て頂けたら嬉しいです! よろしくお願い致します!




植岡勇二:ペヨー太


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手繰り寄せろよ、足枷の愛〜

ひとり芝居『横なぐりの成長痛』展示会
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会場:錦糸町 シルクロードカフェ
http://www.silkroad-cafe.com/


2月20日(火)〜本番当日3月18日(日)まで


月曜定休
火〜土 11:00〜23:00
日 11:00〜17:00


イベント期間中、イベント・貸切により作品をご覧頂けない場合があります。
ご来場の前に、シルクロードカフェさんのホームページにて確認されるか、直接電話でお問い合わせください。
カフェでの展示のため、お一人様、ワンドリンクオーダーをお願い致します。
みなさまのご来場、心よりお待ちしています!

今読んでる本、からの展開!


今読んでる本。 動物行動学と、神秘的体験から信仰を持つことに対し興味がある。 言葉は不確かで弱い。不便。 でもその弱さゆえにすごいことができたりする。神秘である。 つまり僕は、言葉の力や潜在能力を信じている。 それは信仰だと思う。 #動物行動学 #信仰 #竹内久美子 #佐藤優

#脳内麻薬・#ドーパミンがもたらす作用に興味がある。 ハードなドラッグも善良なボランティア活動も、ドーパミンを欲する脳の活動であり、基本快楽の質は同じらしい。 恋のドーパミン祭りはドラッグ。 愛のドーパミン祭りはボランティア。この違いを理解したい。 #中野信子

弱さについて興味がある。 「力は弱さの中でこそ発揮される」、という言葉を、心の師匠が年賀状でくださり、なるほどな〜、それは言葉の仕組み、その本質だよな〜とも思い、弱さについてより学びたくなり。 #松岡正剛

心や言葉の限界に興味がある。 #古代歌謡 の相方・拓さんが、かなり前から、スピリチャルの思想が感じることによって世界が変わる、って説くなら、強制収容所があるのはあんたのせいなの? ってよく問うていて、そこを一旦整理したいから。宮沢賢治が悪魔なのかも確かめたい。

詩とは何か? を #超ひも理論 に絡め展開する自分の考えを整理したい。 素粒子は、まわりと影響し合いなが振動するひもみたいな物であるらしい。その成り立ちは空気を振動させて伝わる音楽に似ている。 詩は意味と音色の音楽である。人は感じながら時間を描き世界を物化する。

お金という宗教・ドラッグに興味がある。 基本社会は拝金主義である。さて、幸せになれるのか? 生活の基盤となるお金は必要である。でも楽しみは、ある程度自給自足できないか? 人に仕事を頼むと貧乏になりがち。しかし、自分ではできないことがたくさんあるのも事実。

押井守 さんの仕事に対する考え方に興味がある。 前作を読み、同意する部分が大半を占めたが、根っこね部分での僕の性善説的思考に気付かされ、目から鱗、脱皮した皮をきちんと残さず食べたくなったから。 10年振りに、映画熱も再発している。

これらの考え方を束ね、漫画の原作に落とし込み、#冨樫義博 さんか、#鳥山明 さん、#荒木飛呂彦 さんなどに作品化してもらうべく、週刊少年ジャンプに、企画持ち込みはしないつもりである。 彼には彼らの仕事がある。 ジャンプを超えてフライハイしたくもある。

いま、自分の考え方を整理し作品に落とし込んでいる。 ひとつ悩みがある。 編集を自分でやる、僕自身の創作の仕組みに限界を感じている。 他人の目線は大事である。 いま編集してくださる方をかなり本気で探しつつ、同時に自分も編集の技術を学んでいる。 #編集

基本、占いや神頼み他力本願は必要ないと思っていた。が、誰かの力だけは借りるのもありかなという考え方に変わって来ている。 たぶん、精神的に自立できたからだと思う。心が自立してないと、他人を信頼できないということもわかったから。 #依存 は敵である。が、これはなかなかの問題である。


ということを、つらつらと昨日、ツイッターでつぶやいていたのですが、つぶやき終わった瞬間、古代歌謡の大槻拓さんからメールが入り、抱えていた悩みでもある、拓さんに編集して貰えたら一番いいだろうな〜、でも忙しいからな〜って躊躇が、一旦ふり切れて、今回編集の段階に来ている僕の考え方をまとめた本の編集をご相談させて頂きました〜。
今回、拓さんがダメでも、今年中に世に出せるよう動きます!



植岡勇二:ペヨー太


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メール: mikromoai@gmail.com


平日:一日の流れ


朝3時〜5時:起床。そこから8時半まで創作活動。
この時間帯は、脳が一日の中で一番活性化し、集中力が冴えるという脳科学的根拠も意識しつつ、主に執筆や作曲を行う(編集・校正などは午後以降)。

9時過ぎに家を出て、職業訓練校へ。
『究極の情報とは、思い掛けない情報である』ことを意識しつつ、外部という自分の内にない『思い掛けない情報』をもたらす外界・社会にて活動を行う。そこで得る全てを自分の仕事にリンクさせて考える。

目的は3つ。

1・体調管理を徹底的に学び取り、生活を整え、クリアな思考を得る→仕事の質が上がる。

2・経済の安定を実現させ、『安全地帯』として生活の基盤・環境をつくる。『安全地帯』が基地となり、活動を拡大していくことができる。

3・コミュニケーション能力を上げるために、社会的常識を学び、最大公約数としての人を知る。その上で、個を個として考え、対応する技術を磨く→自分の中の『万人ウケ』の定義をはっきりさせる。


つまり、社会で泳ぐための型を知る。型がなければ形なし。型破りなこともできないであろうから。
もちろんこれは、隣のマダムとおしゃべりするためとかであり、最先端の搾取層に食い込みそこで狂った会話を交わし新たな展開を見せるためでは、ない。

16時帰宅。22時まで創作活動。
夕方からの活動は、主に、編集・校正、デザイン、読書、広報活動など。音楽創作&編集はこの時間にも行える。音楽は感覚だけでつくれるから、執筆と使う脳の部位が多少違い、楽。

22時〜0時:就寝。夢は観ているだろうが、基本起きると忘れている。土日はだいたい好きな人たちと遊んでいる。余暇の効能は「休養・発散・啓発」。

平日は基本、誰とも遊ばない。使うお金も、文房具代と昼飯代の150円のみ。


現時点での問題点。

・一日7時間〜9時間創作活動をしているが、やりたいことがあり過ぎて全然時間が足りない。

・集中力が上がり、効率も3倍以上がり続けている。が、短縮され、空いた時間にどんどん別の作業を入れ続けてしまい、結果、同じ時間で3倍の仕事をしている。やり過ぎ感が否めない。

・22時以降は強制的に作業をやめ、寝ることにしているが、やはりブレーキのかけかたが下手。

・優先順位をつけ、作業を減らすのが、まだ下手。もちろん無駄そうな作業が次に連鎖したりもするから、難しくもある。

こういった問題点を解決する手段は、だいたい外界である職業訓練校にて学び取れるので助かります。
ひきこもりみたいな生活しててもガンガン腕は上がると思っていたけど、社会の中で腕を磨く方が効率が良いと気付きました〜。




植岡勇二:ペヨー太



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音楽を担当しています↓

『作家の老年』松浦寿輝さんの講演会に参加して

過剰に活動してしまう。いま、ブレーキのかけかたを学んでいる。


現在、音楽を担当させて頂いているひとり芝居『横なぐりの成長痛(以下:横なぐり)』の、脚本・演出をしている近藤蛇口さんと、丁度一年前くらいに、一気に距離が縮まった。


ポエトリー・スラム・ジャパンという、詩をコンセプトにしたマイク一本のバトル・トーナメントに出た際に、その接近は起った。
たまたま開戦前に蛇口さんと二人、お話しする機会があって、互いの身体の震えについて語り合った。本番、僕も蛇口さんもステージにて、やはり極度の震えが出た。そして蛇口さんは、ステージの最後に、「ここ風強いな」という、即興詩を残して、文字通り、その風に乗って去って行った。


その場面に立ち会い、感動した僕は、敗退が決まり会場からもすぐに去った蛇口さんにメールを出し、その場で即興詩を交換し合い、二日後には飲みに行った。


双極性障害をオープンにし、ご両親に心配を掛けないため、などの理由から、詩の活動を『蛇口』名義で活動されていた蛇口さんに、その頃から色々と『過剰さ』についてのアドバイスを頂くようになった。

僕も、基本『過集中』であり、エンジンがかかると平気でずっと創り続けてしまう。

例をあげると、昨年春、休みが四日間あった時などは、17時間×4日、休憩という概念のないまま作業をし続けてしまっていた。
トイレはギリギリまで我慢した。それはハマっていて作業から抜けられないからだし、食事をとることも平気で健忘する。睡眠をとっても、交感神経が副交感神経のリラックスモードに切り替わらないから、短い時間で起床、またすぐ作業に入ってしまう。


もちろん、その反動として、その3日後あたりから、後の3日間くらいまで、パソコンの前に座ると吐き気がする、みたいな疲れも出るのだが、どうにもバランスが悪過ぎる。


そういった面を蛇口さんは「それはペヨー太くんの才能だよ」と、肯定的に受け取ってくださり、その上で、「やリ過ぎると壊れるまでやり続けてしまうのが、僕らの常だから、意識的にやり過ぎから離脱できるようになった方がいいかもね」と、教えてくださった。

昨年春に、蛇口さん/馬野ミキさん/チン・リーさんで執筆されていた、せきららWEBマガジン『詩と惑星』の再読にハマり、二日間、ほとんど寝ないで読み漁っていたら、その模様をツイートしていた僕のツイートを知った蛇口さんが、わざわざ電話をくださり、「いや、小さな魂が消えてしまうんじゃないか? って思って」とブレーキを掛けくださった。


そういった意味で、僕は昨年、かなりの頻度で、蛇口さんにいのちを救われてもいる。
その後は、年間、20日〜30日していた徹夜的な生活も、年間3日くらいに止めることができた。

僕がいま、僕の『過集中』を動員するのは、「いのちを救われた人に対する恩返し」だけに限定している。


『横なぐり』の予告CM動画の中の蛇口さんの台詞に、

「僕は世界を滅亡から救った経験のある人しか信用していない」

という名言があって、まさにそれ、である。

『世界』は『物』だと、基本、みんな信じている。
しかし、この『世界という物』を『物』として認識しているのは、『時間』の中に生息する『自分』である。
で、『自分』は、『自分の感覚』を通してのみ、『世界という物』を感じ取りながら生きている。当たり前の話である。
つまり、『時間』は『物』ではなく、『感覚』でしかないのだから、『世界という物』などどこにも存在しないということである。
(『禅』などではこの考え方を、『色即是空』と言ったりする)


だから、僕が死んだら、僕の世界は滅亡するだろう。
世界を感じることができる、そもそもの主観がなくなるであろうから。


しかし、世界は物として残り続けるだろう、とも思う。


主観がなくなり、僕が感じ取っている世界が滅亡しても、やはり、世界は残るのではないか? という可能性は決してゼロではない。

僕は「生まれたことがある」。しかし、生まれた瞬間を、僕は覚えていない。思い出せない。


そして僕は「死んだこともない」。
そもそも、誰も「自分の死には立ち会えない」。
死ぬ時には意識がなくなる、と予想されるからだ。
つまり、誰も、自分自身に対しては、「自分が死ぬ」ということを証明できない。


もちろん、周りの方がお亡くなりになっていく、その過程で、『死の実在』を自分の認識として刻み込んでいかざるを得ない。
そういった意味で、たぶん、僕が死んでも『世界は残る』のではないか? と考え、僕は昨年末から、いつしんでも、まぁ、ある程度は後悔しないよう、『死ぬ準備』をはじめた。

『死ぬ準備』とは、自殺を計画しはじめた、とかでは全然なく、『いずれ人は死ぬ』ということを、きちんと念頭に置きながら、今この瞬間を全力で生きる、ということです。

僕が死んだあと、愛している人たちが、少しでも過ごしやすい場所を残しておきたい。
それが、僕にとっての「いのちを救って頂いた方への恩返し」であると思っているから。

僕は、人の『死ぬ確率』を、毎分50%くらいだと考えている。
生きるか?・死ぬか? のフィフティー・フィフティー
デッド・オア・アライブ、50対50である。

次の瞬間に何が起こるかわからない世の中であり、そもそも人間の肉体とは、そういうつくりをしたものである。
その確率はみんな同じだと、最近、思っている。

16年間、夢の中で過ごしいた僕は、昨年春、ようやく目覚めた。
16年間、寝ていたことに焦りもあるし、その年月を16倍速で、1年間くらいで取戻そうと加速しまくっていた。
次の瞬間、死んでしまうことの惜しさを感じながら今も生きている。今を生きている。


だから、健康診断で、悪玉のコレステロール値が高いと判明し、「人の2倍、脳梗塞などを起こす可能性があります、薬を飲みつづけて散らしましょう」、と医師に言われ、「やせたら治りますか?」と返し、「まずみなさんやせられないので薬を飲みましょう」って言われたので、カチンと来て、「お前がそれを決める権利はない!」と言ってぶん殴るのはとりあえずやめて、平和的な解決策として、その日から不摂生を排除し、結果、全く無理のないダイエットを継続し、13キロやせ、今があります。


でも、過剰な作業スケジュールによる睡眠時間の少なさは、やはりなくならない。それをどう切り抜けるか? 悩んでいたのです。



昨日、とある地方文学賞の締め切りで、それには応募すべきだと考えていた。
もし受賞できたなら、直接的に、その地方出身である好きな方に、恩返しができるチャンスだと思ったから。
しかし、少し迷ってもいた。
手元にある、提出用の作品を、長編小説化できるであろう可能性が強く見えていたから。
さらに、もし、その地方文学賞で入選できたなら、著作権の問題が発生してくる。
アイディアを自由に出し入れできない状況に、少し不安も感じた。


その答えを見つけるために、昼間、風邪を引きづりながらも、三鷹市芸術文化センターにて行われた、作家・松浦寿輝さんの講演会『作家の老年』に参加した。
http://www.city.mitaka.tokyo.jp/c_event/069/069687.html
松浦さんは、東京大学の教授をしながら、詩・小説・批評を展開されている作家さんだ。5年前に、教壇からは降りているが、今も作家活動は健在である。

講演会の最後に、質疑応答の時間があり、僕は手を挙げ、


ピカソゴッホを例に挙げます。ピカソは、「芸術家にはビジネス能力が必要だ」と言い、ビジネススキルを発揮しながら、広く作家活動を展開しました。一方ゴッホは、生前、ほとんど絵が売れずに終わりました。文学を芸術として捉えた時、その事実をどう考えますか? さらに付け加えるなら、現在、唯一の職業詩人は、谷川俊太郎さんだけです」


「若年層の方へのメッセージとしてお聞きしたいのです。これは、もしも、の空想話ですが、もし、松浦先生が若く、まだデビューしていない状態で、手元に自信を持てる完成度の作品があるとします。それを今現在、この世の中で展開しようと考えた時、どういう展開の仕方を戦略しますか? 文学賞に応募しますか? それとも、アマゾン・キンドルなどの自費出版をはじめますか?」


という、質問をさせて頂いた。

松浦さんはこう答えました。


ゴッホは、そもそもマーケティングやマーケットを意識していなかったと思います。もちろん、絵が売れることは望んでいたとも思います。しかし、心の病気も抱えていました。だからそれは難しかったであろうとも考えます。でも、逆に、病気を抱えた彼にしか描けないであろう絵を、後生に残すことができたであろうとも考えています。彼は彼で、自分の宿命を全うしたのだと。ピカソは、「売れたい」、というより、芸術を広く世に発信する目的の上、マーケットを意識し、ビジネスを展開した。もちろん、別れた奥さんの慰謝料を払わなければならなという現実問題もありますが(笑)。でも、ピカソがアートをビジネスとして展開した目的は別にあると思います。そういった意味で、ピカソゴッホ、どちらがより幸せか? 不幸か? ということは一概には言えないと思っています」


「『詩』というジャンルは、無人島から海の沖に、メッセージを入れた瓶を投げるようなものだと考えています。それが波の乗って、どこかの渚に辿り着いて、たまたま誰かが瓶を蓋を開け、幸運にもそれを読んでくれる。だから、無理に活動を広げたり、作品を展開したりする必要性を感じていません。そういった意味で、今、唯一詩で食べている、谷川俊太郎は、特別な存在であると思います」


「逆に『小説』は、コミュニケーションの中で成立すべき分野だと考えています。できた作品を、誰かに読んで貰い、その中で作品が育っていく。展開していく。そう言った意味で僕は、キンドルなど、インターネットという閉じられた空間だけで完結するものに疑問を抱いていて、小説を展開するなら、やはり僕は、文学賞に応募すると考えます。何故ならそこに『他人の眼』が介在するからです。文学賞の審査委員にはアホな審査員もいる可能性もありますが、いい審査員もいるのは確かです。自分が信頼できる審査員に審査して貰える可能性のある賞に応募するのがいいでしょうし、そこからさらに、『編集者』との出会いに発展する可能性が大きい。いい編集者と出会うには、才能や運の要素も大きいですが、僕ならそうします」

全てが腑に落ちる御答えだった。だいたい自分の感じていたこととも重なり、自分が、何をどう迷っていたのかや、自分の現在の限界も明確になりました。そしていま、この返答を自分の中でどう消化するのか? 今、真剣に考えています。


そういった展開で、やり過ぎにブレーキを掛け、昨日締め切りの文学賞をひとつパスしました。
今回の講演会『作家の老年』で松浦さんが中心に話させていたのは、おもに、「老年という『黄昏』入ってからこそ、人生を見渡せる景色がある。景色の見渡し方や、そもそも、見渡せる場所が変わっている」というお話であり、「だからこそ、みなさん、老年に入ったいま、書いてみていかがですか?」という投げ掛けを、会場を埋め尽くす老年期に入っているであろうみなさんに語り掛けた松浦さんに、好感を抱きました。


そして、自分も焦ることはない、まず、身体に無理のないようにやっていこう。とりあえず、風邪を治そう、と感じたのでした。

ゆっくり構えていきます。できれば、気長に見守っていてください。

当面は、3月に公演するひとり芝居『横なぐりの成長痛』を中心にやっていきます!
よろしくお願い致します!





手繰り寄せろよ、足枷の愛〜

ひとり芝居 『横なぐりの成長痛』



2018年3月18日(日)於・錦糸町シルクロードカフェ

作・演出:近藤蛇口

出演:もり

映像:飯田華子

音楽:ペヨー太

横なぐりの成長痛:公式ブログ  

http://yokonaguri.seesaa.net/

チケットご予約

https://481engine.com/rsrv/pc_webform.php?d=0ddbf2efb3&s=&PHPSESSID=6da189d535a4f07438037c5db7584fe1


錦糸町 シルクロードカフェ

http://www.silkroad-cafe.com/


昼・・13時15分開場 14時開演(15時30分終演予定)

夜・・17時45分開場 18時30分開演(20時終演予定)

チケット料金 前売2500円 当日3000円

(ドリンク代別・強制ではありません)




植岡勇二:ペヨー太




ウェブサイト: https://ueokayuji.tumblr.com/

サウンドクラウド: https://soundcloud.com/uepeyo

横なぐりの成長痛:CM動画2本、公開!!

『予告篇 『横なぐりの成長痛』 トーテムポール版』

手繰り寄せろよ、足枷の愛〜:キャッチコピー BY 近藤蛇口


脚本・演出:近藤蛇口さん&主演:もりくん


ひとり芝居:『横なぐりの成長痛(以下:横なぐり)』
http://yokonaguri.seesaa.net/


予告動画、2本、本日解禁です!!

動画監督&映像全般を務めるのは、絵描き&紙芝居作家であり、足立区昭和ヤンキーラップユニット『IKAZUGOKE』の飯田華子さん。

フライヤーのデザイン(裏面)や作成進行は、2月に行われる『横なぐり』の展示会の展開、当日のもろもろなど、様々な面で活躍してくださるのは、絵描きであり音楽家の、かほりさんです。

僕は音楽を担当しています! 

メンバーの紹介については、以下の記事をぜひ読んでみてください!


『横なぐり』・メンバー紹介記事↓
http://d.hatena.ne.jp/macromoai/20171110/1510263131

僕の曲も、サウンドクラウドで公開しました!
予告動画ではこのトラックに、主演:もりくんの朗読が載ります。


予告動画版『トーテムポール:ショートバージョン』
https://soundcloud.com/uepeyo/totempoles


『トーテムポール』 

 詩:近藤蛇口



裸の女が野原に立っている。

無数の裸の女が立っている。

1人がおいでおいでと言っている。

女がおいでおいでの女を肩車する。

肩車している女を別の女が肩車する。

その女をまた違う女が肩車する。

4人が肩車で空に伸びる。

トーテムポールみたいだ。


ひとり芝居の主演を務めるのは、元ひきこもりのもりくんです。

メインビジュアルでは、裸で、スーパーの特売品として並べられてる覚醒した魚も演じました。

イメージの原案、アートディレクターは、脚本&演出の近藤蛇口さん。

フライヤーのメインイメージは、片岡フグリさんに撮影&デザインして頂きました! 
http://kataokafuguri.buzama.com/
片岡さん、ありがとうございます!

『横なぐり』のイメージソング『最果て』も、本日、同時公開しました!

即興ユニット『古代歌謡:大槻拓さん』の轟音ギターに載せ、僕が叫びます。

この曲に橋渡しされ、『横なぐり』というプロジェクトに辿り着きました。

最果てを、更新しつづけます。


『最果て』
https://soundcloud.com/uepeyo/saihate



会場は、東京・錦糸町にある、シルクロードカフェさんです。
http://www.silkroad-cafe.com/

昨年10月には、『横なぐり』の始動を告げる打合せもここで行いました。
その模様はこの記事で!

『発射』↓
http://yokonaguri.seesaa.net/article/455061513.html


みなさまのご来場、心よりお待ちしています!




手繰り寄せろよ、足枷の愛〜

 ひとり芝居 『横なぐりの成長痛』



2018年3月18日(日)於・錦糸町シルクロードカフェ

作・演出:近藤蛇口
出演:もり
映像:飯田華子
音楽:ペヨー太

横なぐりの成長痛:公式ブログ  
http://yokonaguri.seesaa.net/

チケットご予約
https://481engine.com/rsrv/pc_webform.php?d=0ddbf2efb3&s=&PHPSESSID=6da189d535a4f07438037c5db7584fe1

錦糸町 シルクロードカフェ
http://www.silkroad-cafe.com/


昼・・13時15分開場 14時開演(15時30分終演予定)
夜・・17時45分開場 18時30分開演(20時終演予定)

チケット料金 前売2500円 当日3000円
(ドリンク代別・強制ではありません)


『予告篇 『横なぐりの成長痛』 完全版』


植岡勇二:ペヨー太



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