デジタルzin!ポエジン『宇宙塵』/即興詩人・AI UEOKA

即興詩人・AI UEOKAによるデジタルzin! 雑多な芸術・らくがき日記。

「路上・ゲリラ・ライブ」やりました マイク・トウソン

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先週末、生まれて初めて「路上ライブ」をやってきました。いつも誰かしらやってる駅前のポイントなので、まぁ、無難に終わるかなぁと予想していたのですが……実際やってみないとわからないものですね、予想を超える気付きが多々ありました。f:id:macromoai:20200128115416p:plain最近、歌うことや作品のリリース機会が増えたので、著作権について色々と調べていて。カバー曲を合法的に歌える場所を探すと、やっぱり一番クリーンなのは路上なんです。で、いっぺん「路上ライブ」を試してみたいと思っていたら、歌仲間のお二人とその場でやれる機会を得ることができ。f:id:macromoai:20200128115433p:plain僕自身、即興でのコミュニケーション→コラボレーションをライブのスタイルにしてるので、道行く全ての人をチェックしつつ報処理しながらライブをし……わお! 情報量多過ぎでかなり気を張る……。f:id:macromoai:20200128115442p:plainその上で、声色や音量を調節しつつ、表現の内容を組み変えたりしなければならなかったので、正直「夜の路上ライブ」は、う~むやめとおこうかなぁ、と思いました。f:id:macromoai:20200128115500p:plain
歌=音は、耳心地が良くないと受け手の身体に基本信用されないし、そもそも音程も危ういですし。音は数字と同様に絶対領域の産物なので、感情的にも嘘はつけない媒体だし。その上で、パンクロッカーとして働きかけつつ、誰も傷つけないことを心がけながらライブをやったので、夜の路上は、僕のスタイルでは難易度が高いなぁと、色々気付かされたのです。f:id:macromoai:20200128134708p:plainで、やはり自分のイベントを持つべきだと思い「来たい人が自由に来る」の大切さを再認識。そしてひとつの企画を立ち上げたので、来年度から始動します!表現において最高なのは、「伝える」ことに全身全霊を集中すると、結果「自分が消える」こと。で、その時に見えるみなさんの美しさを通じ、結果、本当の自分が立ち上がり、そこに裸の魂で居ることが可能となる。


【路上ライブ】植岡勇二:AIUEOKA (マイク・トウソン)  尾崎 豊:YUTAKA OZAKI「I lOVE YOU 」Cover ポエミュージック・ストリートゲリラライブ

「本の中に、自分の中の獣を閉じ込める」とよく作家さんが言いますが、自分の獣性を余儀なくされる夜の路上は、僕には基本向かないし、獣を召喚するのは書斎とステージのみってスタイルが、少なくとも僕には健康的かと思いました。

舟が鬼ヶ島に上陸しなくて良かったです!


【路上ライブ】マイク・トウソン(植岡勇二:AIUEOKA ) THE BLUE HEARTS 「情熱の薔薇 」Cover ポエミュージック・ゲリラ