未来の僕に、届ける。

一日一枚、絵を描く時間が、思うように取れている。この絵は、下の絵の引き。

この絵が、僕の小説『胡蝶の舟』に登場する『カザアナ』を表現していることに、あとで気付いたから、上の絵を今日書いた。

これは濃紺の器を描いたもの。艶めく部分が所々にあり、そこはまるで水鏡のよう。怖ろしい深さを持った水の鏡。

最後も『胡蝶の舟』のワンシーン。これは主人公と、最後に会う人物を意識的に描いた。たぶん、まだ描き足すと思う。

絵も、小説も、詩も、即興バンドも、写真も、デートも、飲み会も、メールも、スーパーへの買い物も、ようやくひとつのラインでつながるような生活というか、心持ちが得られるようになりました。ここ数年。

30歳の頃には、自分の将来なんて全く見えなくて辛かったけど、今は、こんなに楽になってる。
過去に情報を送ることは出来ないけど、未来に情報を送ることは出来る。
強く念じ、記憶することによって、未来の僕に、届ける。（のび太万歳！）

ウエペヨ