デジタルzin!ポエジン『宇宙塵』/即興詩人・AI UEOKA

即興詩人・AI UEOKAによるデジタルzin! 雑多な芸術・らくがき日記。

静岡手創り市の外側で。

散文的に今回の静岡手創り市の外側(?)
静岡での出来事をつらつらと。


・前日の7日(金)に静岡入りし、
手創り市の前日準備をお手伝いしました。
で、みんなでお弁当を食べているとき、
「初めにデートするならどこに行きたいか?」
的な甘酸っぱいお題が出て、個人的に
テンションが上がる!
で、絵描きの清水さんが、
「図書館に行って相手がどんな本を選ぶのか?
それを見たい」と言っていた。
そして、
「うえちゃんの選びそうな本はわかるっ!」
と言い切られたっ!その理由が自分でもよくわかった。
やっぱ普段から
「シャーマンシャーマン・宇宙宇宙」
言うのはやめようと思った。

・夜、名倉くんと共に海に石を拾いに。
海に向かう車中で、テクノユニット、
アンダーワールドボーン・スリッピーをかけ、
それに纏わる話に花が咲く。
名倉くん曰く、
「この曲は最早曲じゃない。一時代を表す記憶だ」
的な発言に同感、胸が熱くなる。

そして海に着き、石拾い。
この石は、手創り市の会場に置かれる
フライヤーを押さえるための石である。

僕が、これは良さそうだ、と思い
名倉くんに見せると、
「いや、ダメだね」と軽くダメ出しをされる。
石に関しては、どうやら名倉くんは
相当精通しているようだ。
ハードルの高い石選び・「石の選考会」を
夜の浜辺で一時間くらい行う。
この時間は本当に楽しかったな。
すごい集中して石を見たし、
やっぱり選考に残る石には、何か特徴がある。

・二日目の夜、夜間警備を終えた後、
友人の伊藤くんと海に昼寝をしに向かった。

で、昼寝をして、時折目を覚ますとき、
疲れの為か? それまでの記憶を失っていて、
自分が今どこにいるのか全くわからない
状態で目覚めるものだから、

「あ、ここが天国ってやつか〜」

って本気で海を眺めながら思う瞬間が
三回くらいあった。
その感覚がものすごくて、
海の広さと寝起きの寝ぼけも相まって、
心も身体も、すごい広さに広がっていて、
身体が世界になったみたいな状態になってる。
やっぱ、天国だと勘違いしても
しょうがないよね。