デジタルzin!ポエジン『宇宙塵』/即興詩人・AI UEOKA

即興詩人・AI UEOKAによるデジタルzin! 雑多な芸術・らくがき日記。

ヨイユメヲミル ユメヲミタ

ライブが明けて翌日の日曜、
名倉くん、夕香ちゃんと秩父に足を運んだ。
次回のアトリエ訪問でお世話になる、
ツグミ工芸舎さんの個展
「ヨイユメヲミル ユメヲミタ」を観るために。

http://tugumi-craft.jp/

ツグミさんは、古民家を解体するときに出る古材などを再利用し、
木工作品を創っている夫婦の作家さん。
お箸やスプーン、器や、オリジナルパズルなど、
すべて木特有の質感、その温かみや安心感などが
この手に直に伝わる作品でした。
会場には旦那さんのソイさんによる、
絵画もあり、その絵画を通じて色々とお話を伺いました。
「曲線を出来る限り使わない、ということを
自分に課しています(それが結果、感覚の自由につながる)」
「意味の難しいものでなく、色が綺麗だとか、
見ていて気持ちいいとか、そういった直接感覚に
伝わることを念頭に置いています」
など、興味深い台詞を伺いました。
奥さんのオキムイさんとは、この個展のタイトルについてや、
詩の朗読について語り合う場面があり、
こちらも実りある対話となりました。
この「ヨイユメヲミル ユメヲミタ」のタイトルの由来は、
実際、オキムイさんがいい夢を見た、
という体験から来たというもの。
それは、目覚めたときに、心の清々しさ、
満足感が満ちている夢のことで、
オキムイさんはこの夢を、物語的、直接的に見るのでなく、
夢を見ている自分を見ているような、
少し上の視点から体験したとのこと。
僕も夢にはもの凄く興味があるので、
ワクワクしながらそのお話を聞いていました。
そんなツグミ工芸舎さんのアトリエ訪問は、
今年中に実現するかも。
今から、お邪魔するのが楽しみです。
その後、名倉くんたちと、秩父の町を周り、
そして帰りの車で、僕の大好きなゲーム
「質問ゲーム」を延々二、三時間くらい
二人にお付き合い頂きましたw
(ちなみに質問ゲームとは、場の誰かが
ひたすら質問を考え、みんなでその質問に
ひたすら答えるというもの)。
二人とも知的でユーモアのある人たちだから、
その質問もユニークで深いものばかり。
いやぁ、楽しかった!ありがとう、名倉くん、夕香ちゃん!