バクチク現象2010
先日、西荻のバーで、十数年前にBUCK-TICKの
ライブを観ていたという、ミュージシャンの方に会う。
彼の感想は、
「どうせヴィジュアル系だろ?と思って観てみたら
ライブはうまいし、楽曲もセンスあるしで
かっこだけではないことがひしひしと分かった。
ギターの今井寿の力がすごいのだね」
とのことだった。
僕は中学の頃からBUCK-TICKが(特に今井寿が)好きだけど、
こう言った意見を持った人にはなかなか巡り合えないで
いただけにすごく嬉しかった。
翌日、久々にBUCK-TICKの全盛期頃(90年代前半)の
アルバム、「殺シノ調ベ」を聴き返してみた。
アルバム通しての、旅のような抑揚、浮き沈みが素晴らしく、
曲の随所に顔を出す、今井寿のドラッギーなギターフレーズも
すごい。
思わず、感極まって、翌日ツタヤに行き
僕が一番最初に聴いたBUCK-TICKのアルバム
「TABOO」を借りてしまった程。
そして立川近くの古本屋に何気なく寄ってみると
そこには、BUCK-TICKのバンドスコア
「TABOO」と「狂った太陽」が売られていたのだった。
89年と91年のスコアが、状態良しでそこにあったのだ。
迷わず買い、家でアルバム「狂った太陽」を聞き返し、
アーサー王子に「BUCK-TICKのカバーバンドやろう」と
電話し、アーサー王子が承諾、
こうして一夜が明けたのだった。
古代歌謡 パンクバンド BUCK-TICKカバーバンド
互いのバンド活動が互いのバンドを高め合う、
そんな活動にしていきたい、と思う。