デジタルzin!ポエジン『宇宙塵』/即興詩人・AI UEOKA

即興詩人・AI UEOKAによるデジタルzin! 雑多な芸術・らくがき日記。

いいとも地獄

「笑っていいとも」に出演する夢を見た。
地獄のような夢だった。夢から覚めた後、
心臓は高鳴り、その動悸は約30分間治まらなかった。

いいともの会場は、どこかの家。
いいとものレギュラーと僕が、布団に寝ていて
その布団をたたむところから、夢が始まる。

僕は自分の布団をたたみ終えると、
タモさんのところに行き、
「タモさん、ぜひ僕にタモさんの布団をたたませてください」と
お願いし、タモさんの布団を丁寧にたたんだ。

そして、
「タモさん、テレビって「間」が難しいですね」
と問い掛けると、タモさんは真剣な顔をして
19世紀に存在した学者がどうたらこうたらと
哲学的なことを話し始めた。
しかし、タモさんの声が小さくて
その内容はうまく聞き取れない。
僕はあてずっぽうで、
「それは負のサークルですよね」とタモさんに
答えを投げた。するとタモさんは何か
口元でぶつぶつ呟きながらその部屋を出て行った。
すごく嫌な予感がした。

いよいよカメラが回り始めた。
そして、いいとも恒例のみんなでやるゲームの
コーナーが始まった。
(山手線ゲームみたいなやつ)

僕はそのコーナーの趣旨、
ゲームのルールを全く理解していなかった。
誰からもそのゲームの説明を受けていなかったのだ。
パニックに陥る僕。
しかしゲームは始まってしまう。

見たこともない女性芸能人が4人、続けて
「春のさくら!」
「夏のさくら!」
「秋のさくら!」
「湯豆腐のさくら!」
とゲームを展開して行く。
「湯豆腐のさくら???
一体このゲームはなんなんだ〜!!」
と、パニックが最高潮に達したとき、
僕は目覚めたのだった。
おしまい。