デジタルzin!ポエジン『宇宙塵』/即興詩人・AI UEOKA

即興詩人・AI UEOKAによるデジタルzin! 雑多な芸術・らくがき日記。

理想の女性は小栗左多里さんです

日曜、「ダーリンは外国人」で有名な
著者小栗左多里さんの講演会に行ってきました。
小栗さんにとってこの講演会は、はじめての講演会。
それにも関わらず、小栗さんの肝の座った感じはすごかった。
そして小栗さんの、知的さ、
会話の組み立てのうまさ、熱意、
回転の速さ、ユーモアセンス、
その声まで、ものすごく魅力的に思えてならなかった。
講演会で彼女が語り、印象に残ったことを書き出すと、

・漫画家を本格的に目指したのは、漫画の何が面白くて
 何がいいか、悪いか、確固たることが語れると思ったから。
 グラフィックデザインの仕事をしていたが、
 デザインにおいては、その確固たるものは語れないと思い
 デザイナーはあきらめた。

・少女漫画家としてデビューする際、
 恋愛ものにあまり興味はなく
 「自由とは何か?」を問うような内容のものが書きたかった。

・デビュー作を投稿する際、書き過ぎて、
 疲れすぎて、幻覚が見えていた。

・「読者の方にメッセージがあれば?」と問われ、
  小栗さんは、「あきらめないこと」が大切と答えた。
  小栗さん自身、漫画家を目指しつつも
  書いてない時期が大分あったが、
  それでも最後は書き始め、そして書き上げた。
  書き始めることも大切だが、
  書き上げることがもっと大切だと言っていました。

・努力と成果は正比例しないのが、この世の中だけど、
 誰かの言葉で、
「努力は自分を遠くまで運んでくれる」というものがある。
 そういった意味で努力は価値があると思う。


などなど。とても刺激的な講演会でした。