バービーのコンタは新宿生まれ

昨夜はジウネイくんがわざわざ国立まで遊びに来てくれた。
そして、「僕にとって今夜は３４歳、最後の夜だよ」と
言うと、「おめでとう！今夜はおごるよ」という流れになり、
なんと、国立にあるジャズバー「ＮＯ　ＴＲＵＮＫＳ」に
連れて行ってくれた。
http://notrunks.jp/
「実は事前に調べて来たんだよね。今日、ライブがあるんだ」
とジウネイくん。
行ってみると、そこでは、
渋谷毅さん（ピアノ）×峰厚介さん（サックス）の
ライブが今まさに始まろうとしていた。

僕は普段全然ジャズは聞かないけれど、
普段聞く聞かないに関係なく、
その演奏は素晴らしく、心を強く・時に優しく揺さぶられた。

基本的には明るくて柔らかな曲が主だったが、
一曲、少しダークな曲を演奏してくれた。
ジウネイくんいわくそれは「デューク・エリントン」の
曲らしく、なんていうんだろう、
灰色の雲のした、
雨がトタン屋根に当たる音を一人で道端から
眺めているような、ような物悲しくて
ひっかかりのあるメロディがメインにあって、
そのメロディのクセのある感じが
僕にはとても気に入った。
ジウネイくんも同様、この曲が一番良かったという。
なにはともあれ、色気とあたたかみのあるライブだった。

その後、ニチニチという日曜市で有名な居酒屋に移動。
ここでは「バービーボーイズ」のその危険な魅力について
大いに語り合った。
「コンタは新宿生まれなんだぜ！」
と嬉しそうに語るジウネイくん。
こうして３４歳、最後の夜は、最高の夜となった。
ありがとうジウネイくん。