美呆展 日常という名の宇宙
昨日、この秋行われる「美呆展」というイベントの
第二回目の打ち合わせがあった。
「美呆展」は、「食といのちのつながり」をテーマにした
展覧会及び交流型のイベント。僕は「ウエ呆」という
詩人ユニットで、詩の朗読会を行う予定です。
(美呆展開催期間 2009 9/11(金)〜9/27(日))
今年の美呆展は、基本的にrojicafeのみを会場に
(イベントは魚屋STさんでも行います)
行うということで、形としては、
rojicafeという舞台があって、その上で
参加者ひとりひとりが、おのおのの個性を
役者のように発揮する、というような考えです。
そんな訳で今年から、参加者ひとりひとりに
「食といのちのつながり、と○○」という、
ひとりひとり、○○にあてはまるテーマを
決めようということになった。
僕のテーマは、「日常という名の宇宙」。
簡単にいうと、日々、宇宙とのつながりを感じる
瞬間はいくつかある。その瞬間に、食といのちの
つながりについて考えると、食べることと食べられる
ことは、この宇宙の循環の中で一体であり、
大きな意味でいったら、それは宇宙の流れの
ようなものに感じる。
しかし、この考えや感覚を、普段の食事に
持ち込むことが僕の場合難しい。
それはあまりにも食べることが習慣化し過ぎてしまって
いるから。
そこで、今回テーマにしたいのは、
日常と宇宙を結ぶこと。
日常と宇宙を分け隔てることなく、
その二つを結ぶ架け橋を探し、
食べることといのちが一体である感覚を
日常という名の宇宙の中で得たい。というものです。
このテーマを念頭に起きつつ、テキスト作成、
朗読会を行いたいと思っています。
他の参加者のみなさんのテーマも
深みのあるものばかり。そしてその真剣さ、
意識の高さに毎回、心を打たれるのです。
そして、この会に参加できて本当によかったと
打ち合わせのたびに思うのでありました。