セクハラ反対っ!
僕はよくMに間違われる。
そのせいか、頻繁にセクハラを受ける。
セクハラをする張本人たちいわく
「嫌がっていながら実は嬉しそうに笑ってるのがいい」らしい。
僕は笑ってなんかいない。
そういう顔になってしまうだけなのだ。
先日の夜中、父とキッチンで二人きりになる瞬間があった。
で、飲み物を飲もうと冷蔵庫を開けると、
「ペヨー太、お前はいつも飲んだり食ったりしてばっかりで
このメタボ野郎がっ!」
といって、僕のふくよかなおなかに手を伸ばした。
そして、まるで女性の胸をやさしく、
そして激しくもみしだくかのように
僕のおなかをもみまくった。
夜中で寝ぼけていたせいもあってか、
うっかり感じてしまった、というのもあるけど、
それにしてもひどい話だ。
しかし、父のもみ方もすごかった。
これはある意味、尊敬に値するのではないか? ないな。