デジタルzin!ポエジン『宇宙塵』/即興詩人・AI UEOKA

即興詩人・AI UEOKAによるデジタルzin! 雑多な芸術・らくがき日記。

50回目の宇宙

シャーマニズムだ向こう側の世界だとか
なんやなんや言っていても、
その根本には最低限の科学的な下地がなければと思う。


精神世界や宇宙とのつながり、時間の不思議を
考え、発想を吹っ飛ばしてみる。
しかし、その発想は、すえでに物理学や量子力学
仮説とされていたり、あらかじめ数式が存在していたりする。
そんな風に、その二つ(不思議と科学)が、
吹っ飛んだとこで合致する感じがたまなくいい。


僕は自分の感覚を信じて、どこまでもアイディアを
飛躍させる。
しかし、どこまでアイディアを飛躍させても
科学に追いつかれる、もしくは科学にとんでもなく
先を行かれている、というこの関係性がとてもいい。


例えば、最近知った話しでは、この宇宙は
宇宙が50回生まれ変わってできた宇宙である、
とかいう科学的仮説があるらしい。
(科学系雑誌ニュートンより)


ぶっ飛んでる。


でも、この感覚、「もしかしたらこの宇宙は
何度目かの宇宙じゃないか?」とか
そういう空想はみな少なからず心の中に
思い浮かぶのではないか?

では何故、それは思い浮かぶのか?
ということを考えるとまた面白い。

もしかしかたら、以前の宇宙の記憶が
残っていたのではないか?とか、
宇宙には、何度宇宙が生まれ変わろうとも
変らず存在し続ける普遍的な何かがあるのではないか?
(そしてその普遍的な何かは、人間の意識にまで
 影響を与えうるのではないか?とかね)


よりアイディアの幅を広げるためにも
科学には多少なりとも精通していたいなぁと思う。
だけどこれはなかなか難しい。
ならばいっそ一旦科学はぶっちぎって
感覚の世界だけで飛んでみせる。


そこで、真実だと思える何かを掴む。


すると、掴み取ったそれには
必ず科学的な真理が含まれているのではないか?
という経験則のようなものを僕はどこかで信じている。