デジタルzin!ポエジン『宇宙塵』/即興詩人・AI UEOKA

即興詩人・AI UEOKAによるデジタルzin! 雑多な芸術・らくがき日記。

甥っ子物語

昨日は兄家族が遊びに来た。

甥っ子のコタ(8歳)とレン(5歳)とともに
ファミコンで遊んだ。

ファミコンのゲームは、どれも
ゲームシステムがシンプルなので、
小さな子供たちにも特別難しい説明をすることなく
さくっと遊べるのがいい。

レンが特に気に入ったのは任天堂の「テニス」。
三人でかわりばんこにダブルスをプレイ。
延々、1時間はテニスをする。

で、僕が部屋を出て、コタ・レンの二人で遊んでいると
コタがバンダイの「ドラゴンボール」に
一人はまり出した様子。

レンが僕のところにやって来て、
「コタがファミコンを占領してかわってくれない!」
と僕に相談に来る。

そして僕がコタに、
「あと五分したらレンにかわってあげなよ」
というと、コタがそれを了解。

するとレンがトイレに行き、トイレから声が聞こえる。
「コタ、もう5分追加していいよ」と。
やさしいレン。

コタはべジータと戦っている。
手ごわいべジータにようやく止めをさせる、
そのときに、タイムリミットが来てしまう。

僕はこのとき、コタはべジータを倒すまで
コントローラーを離さないのでは? と
少し心配したが、コタはすんなりレンに
コントローラーを渡し、
「あと少しで倒せたのにね」と
爽やかな微笑みを見せた。


いつの間にかコタはお兄ちゃんになったのだなぁと
感動した。そしてレンも、そんなコタのことが
大好きなのだなぁと。
GW最終日、心温まる一日だった。