デジタルzin!ポエジン『宇宙塵』/即興詩人・AI UEOKA

即興詩人・AI UEOKAによるデジタルzin! 雑多な芸術・らくがき日記。

ナイトクルージング

朝5時〜7時に起きて、夜8時〜10時の間に寝るという習慣が
もう長いこと続いている関係で、最近は全然夜遊びをしていない。

そんな僕が、昨日は久々にナイトライフを満喫。
方南町にあるカフェ、MIGNONで行われた
コマイヌ・アンナさんのライブを観て来た。

永い永い夜、様々なきらめきがあった。

今日は箇条書きでそれを記します。


・もとWoWcafeのテンチョウさん、今は、MIGNONの
 料理人。グリーンカレーを注文。焼いたキノコや竹の子、
 鶏肉が具材、とてもおいしく頂きました。ありがとう!
 &椰子の実の焼酎も頂く。泡盛みたいで、あっさり
 爽やかでこちらも美味。


・ete(コマイヌ・アンナさん)のライブ。
 約40分間、MCなし、ノンストップの弾き語り(?)
 新曲なのかな?僕の知らない曲がほとんど。
 音の波が心地よく、身体が溶け出す瞬間、音に同化する
 瞬間があり、最高の気分。
 アンナさんの歌は、昔から思うけど、日常を深いレベルで
 捉えてる、その姿勢というか眼差しが伺えて、そこに
 愛を感じる。生きてることの真実を感じる。
 最後の最後、音がフェイドアウトするとき、
 エフェクター(音が渦を巻く奴、たぶんフランジャーかな?)
 で、ライブが終わったンだけど、その瞬間とか
 物凄くて、音が、幾億の粒に感じられるような奇跡を聴く。


・以前WoWcafeで一度会った、モコじゅんさんと再会。
 その揺るがない姿勢というか、まっすぐに人と対峙する
 姿勢には、前回同様、深く感心させられる。
 モコじゅんさんに、以前鍵牛バハンさんと作った曲を
 聴いてもらう。
 僕の詩がもっと永く続いたらもっとよかった。と
 感想を頂いた。貴重な感想、ありがとうございます。


・モコじゅんさんに、「シャーマンのTシャツ」について話す。
 「シャーマンのTシャツ」とは、最近買ったTシャツで
 そのシャツには、骸骨がプリントされているんだけど、
 シャーマンは、イニシエーション(通過儀礼)の際、
 精霊界で精霊に身体をばらばらにされ、骨だけにされる。
 そしてその骨がまた融合して、死と再生を経験、
 最初のイニシエーションが終わる。という記述が
 世界各地にあるんだけど、そのシャーマニズム的要素が
 このTシャツにはあるんです!今僕はシャーマニズム
 題材にした小説を書いているんです、とほとんど初対面の
 モコじゅんさんに言ったら、
 「そこまでつなげなくても…」とやさしく苦笑された(笑)
 これは本当に勉強になった。
 僕は、僕が楽しいと思っていることは、たいがい相手に
 伝わるだろうとどこかで思っているふしがあったのだと、
 何かこう、外の世界に触れた気がした(笑)


・uraさんと、はじめてじっくり話しをした。
 といっても、博学のuraさんの話をじっと聞いていただけだけど(笑)
 村上春樹保坂和志、対極を行くこの二人の比較的な話が
 特に印象に残った。


・keiくんと本当に色々話した。中でも印象的だったのは、
 霊の話で、シャーマンの話を書いている関係上、
 僕にとって霊とは何か?というスタンスのようなものを
 模索していたのだけど、その答えのようなものが
 keiくんとの会話から引き出された。
(keiくんはコミュニケーション能力がめちゃくちゃ高く
 いつもいつの間にか、こちらが高みに上げられて
 色々な気付きをプレゼントされるのです)
 僕にとって霊とは
 「自分の無意識の延長上にある意識を持った存在」
 だということがわかった。
 つまり、霊は、無意識(集合無意識)の領域では
 僕と一体で、僕も霊も互いが意識を持ち、
 互いが無意識のような関係にある。
 それが今はよくわかる。
 そして、何故、僕がシャーマニズムを題材にした
 小説を書いているのか、その原点にも気付かされた。
 それは、僕のスタンスでいう人間と霊の関係のように、
 近い未来か、遠い未来かはわからないけれど、
 僕たち人間も、互いが互いの無意識・意識のように
 深く繋がれるというか、その繋がりに気付きながら
 互いに暮らせる時代が来て欲しいという願いだ。
 そんなことを色々と考えさせられる夜だった。

 みなさん、本当にありがとう!