デジタルzin!ポエジン『宇宙塵』/即興詩人・AI UEOKA

即興詩人・AI UEOKAによるデジタルzin! 雑多な芸術・らくがき日記。

案ずるより産むが易し

二ヶ月振りのブログ更新となります。
気になって、立ち寄ってくれていた方、
どうもすみません!&お待たせしました。

改めまして、あけましておめでとうございます(遅い!)
今年もどうぞよろしくお願いします!

今年の僕の座右の銘は、
「案ずるより産むが易し」です。

悩み、考え、動けないでいるよりは、
動いて、流れをつくり、産み出してしまおう。
例え産み出したそれが、素晴らしいものでなくても、
必ず、その欠片は、
未来に産み出す何かの欠片となるから。

そんなところでございます。

気に掛けて頂いていた、ツグミ工芸舎さんの個展
「あのね」での古代歌謡ライブは、
とても良いものになりました。
当日は、お客さんから二つのお題を貰い、
それを即興詩とギターの演奏で表現するという
ライブを約10分間、行いました。
ちなみにお題は「紅」と「祭」。

この「紅祭」の音源は、只今、ゆーちゅーぶに
あっぷすることを検討中でごさいます。
それが叶った際には、またお知らせしますので
是非聞いてくださいまし。

去年の九月から始まった「手創り市のルポ」。
今月も充実して無事記事にすることができました。

http://tezukuri-ichi.jugem.jp/?cid=25

長いですが、眼を通して頂けたら幸いです。
手創り市の「今」がここにあります!
(↑なんてね)

今年は元旦から映画に行きました。
明日に向かって撃て!」
60年代の西部劇のニュープリントです。
昨今、生きることの意味や、
肯定をメッセージとして忍ばせた
作品が多いですが、
時代なのか?
この映画には、そんな匂いは全くしませんでした。
しかし、映画を観終わった後、
僕の中にはものすごく生きる力がみなぎった。
それは、主人公の二人の生きるエネルギーの
ようなものを、二時間浴び続けたからかもしれません。
古い映画はあまり観たことはありませんが、
これをきっかけに名作と呼ばれるものを
漁れたらと思いました。

明日に向かって撃て!」とは逆に
生きることをモロにメッセージ化した作品、
もののけ姫」も観ました。
十数年前に観た時にはあまりピンとこなかった
この映画ですが、今回はものすごく響きました。
以前、何故ピンと来なかったのか?
それについて考えたのですが、
それはその頃、僕がカルチャー全般に依存していて、
そのひとつに宮崎駿氏への依存、
ジブリ作品への依存があり、
どこかで僕は、生きることの意味、その答えを
宮崎氏とこの「もののけ姫」に求めていたのかも
しれないなと、気付いたのです。
この映画は、答えなどなく、問題定義がなされて
終わっている。
それに当時はあまり納得がいかなかったのでしょう。
でも今は、あらゆるカルチャーへの依存が
薄まったせいもあり、フラットな状態で
観ることが出来た。
それが良かったのだと思います。