デジタルzin!ポエジン『宇宙塵』/即興詩人・AI UEOKA

即興詩人・AI UEOKAによるデジタルzin! 雑多な芸術・らくがき日記。

詩人のゆらぎ

昨日、古代歌謡の拓さんと
これからの古代歌謡について話した。

最近の古代歌謡は、ライブに向けて
ある特殊な練習をしているのだけど、
それを行うと、どうしても、
朗読の内容が、物語的に偏り、
詩としての感覚が薄いものが生まれてしまう。
その点をどう思うか?
と、拓さんから質問があった。
で、僕は、昨日ブログに書いたように、
清水さんの作品に影響を受け、
美しい言葉、美しい詩を書きたい
欲求が出てきていると、話した。
そして最近読んでいる
谷川俊太郎の詩集、
そこには、現代詩としての
言葉と詩の密度があり、
それは最近の古代歌謡の朗読には
なかったものであると気付かされたと。
このふたつ、美しく、言葉と詩の密度がある
朗読を今後行えたらと僕は思う、と
拓さんに答え、それが今後の課題となった。

やはり面白いのは、日々生活の中で
起こること、今回のことなら、
清水さんの作品に影響を受けるとか、
谷川俊太郎に気付きを与えられるとか、
そういったことが連鎖して
新しい答えを生み出すこと。
そんな風に繋がる時間の不思議に
毎度ながら驚きというよりも
感謝に近い的な感情を覚えるのです。