デジタルzin!ポエジン『宇宙塵』/即興詩人・AI UEOKA

即興詩人・AI UEOKAによるデジタルzin! 雑多な芸術・らくがき日記。

りある東海道五十三次

昨日、僕の住む国立まで、わざわざ茅ヶ崎から
伊藤くんが遊びに来てくれた。
「ペヨくん、スカイツリー見ようぜ!」
と意気込む伊藤くんにまかせ、僕らは
車でスカイツリーのあると予想される
墨田区を勘で目指した。

甲州街道をひたすら走っていると、
日本橋」という看板が出てくる。
あ、僕が今書いてる小説「霊界道五十三次」も
日本橋から始まるなぁ、なんて思っていたら、
車はさらに品川へ、
そしてスカイツリーを遠目に見て、満足し、
そこから伊藤くんが「用事があるから横浜に抜けない?」
ということになり、現代版、東海道五十三次
具現化されたのだった。
東海道五十三次は、日本橋→品川→川崎→神奈川と進んでいく)

僕の書いてる「霊界〜」も全く同じルートで進む。
それを受けて伊藤くんと話したのは、こんなことだった。

僕の中に、まず、イメージがある。
イメージ。それは東海・霊界道五十三次のイメージである。
それを抱えつつ、伊藤くんと遊ぶ。
そこで何らかの化学反応が起き、
偶然のような必然から
僕らは、そのイメージを今に変換して
具現化することになる。
そんな風に出来ている、時間というものの不思議。
そんなことを考えながら、僕らは車を走らせた。

何はともあれ、10時間以上、運転してくれ、
そしてりある東海道五十三次を体験させてくれた
伊藤くんに感謝である。