アイディアのにわか雨

昨日は、家の中で、ああ小説を書かなければと
重い腰を上げ、パソコンの前に向かったが
何もする気が起きなかった。

やりかけのことが多すぎて、それがいつまでも
終わらない気がしている、という種類のストレスを
感じていると、人は精神にダメージを受けるらしいけど、
今、まさにそれで、
やらなければならないこと、やりたいこと、
書きたいことや、読みたい本、読まなければならないと
勝手に思っている資料やＤＶＤなどが
あまりにも集まり過ぎていて、どこかでストレスだったのだろう。

そんなときは、とりあえず、できること、小さなことから
やってみることにしている。
掃除とか部屋の片付けとか。

で、まず、ＰＣのデスクトップを整理した。
するとそれだけで、気分がさっと晴れた。

さらに、優先順位の一番高い本を一冊、カバンに入れて
出かけ、一日都心をぶらつき、帰りの電車に乗っているとき、
突然、アイディアが降って来た。

アイディアが面白ければ面白いほど
それはモチベーションに繋がる。
僕はすかさず、アイディアをノートに書き、
そこからアイディアを発展させ、
今書いている小説のワンパート分のプロット（お話の設計図）を
完成させた。

そんな風に、アイディアはいつどこで
降って来るかわからない場合も多いので、
滞ったときは、外に出てみるもの良策であると
思うのである。当たり前の話しだけど。

あ、今思ったのだけど、心が滞っているなら
心に流れをつけてあげること。
僕の場合、人に会う、とかね。
人が心の風通しを良くしてくれることは多々。
それが、アイディアを産むコツかもしれないなぁ。