デジタルzin!ポエジン『宇宙塵』/即興詩人・AI UEOKA

即興詩人・AI UEOKAによるデジタルzin! 雑多な芸術・らくがき日記。

ウエ呆を終えて今思うこと


ふたつのウエ呆、吾野、板橋を終えて今思うこと。

まず、ウエ呆の僕ら二人は、
参加してくれるみなさんとともに、
「美しい言葉」というものを媒介にして
深い交流をし、そこから深い時の中、
美呆にみんなで入ることを目指すというのが
今回のこのワークショップの根底にある
願いというか、達成したい地点だったと
思うのですが、それが、
吾野、板橋、ともにふたつのウエ呆で
実現することができ、本当に嬉しいし、
参加してくれたみんなには本当に感謝です。

以前、のりさんや名倉くんたちに話したのだけど、
時間というものは人それぞれが持っていて、
その人の前にたち現れる時間・現象には、
その人の精神状態や、その人の存在そのものが
大きく影響していると、僕は思っています。

だから、僕の目の前には、僕らしい時間が
現象化される。
そこで、例えば、ウエ呆ののりさんと僕、
二人が時間を共有した場合どうなるか?というと、
僕とのりさんの存在が互いの現象に
影響を与え、結果、ウエ呆らしい、時間の
流れとなる。

例えば、僕一人で歩いていたときには
発見できなかった味のある路地が
のりさんといると不意に見つかったり。

その考えみたいなものが、僕の根底にはあって、
今回のウエ呆で、一番期待していたのは、
参加してくれるみんなと創る「時間」という
名のコラボレーション。
そこに計り知れない可能性を感じ、
今回、このウエ呆を企画した訳です。

結果、吾野でも板橋でも、参加してくれる
一人一人の存在が影響を与え合って、
それがひとつの流れ・渦となり、
とても美しく、あたたかく、時に切なく、
いや、言葉ではとうていくくれない、
奇跡的な時間がそこには流れていたのです。

ウエ呆は、僕とのりさんが企画はしましたが、
ウエ呆の主役は参加してくれた全員なんです。
当たり前ですが。

そして、吾野も板橋も、僕らの想像をはるかに超えた
最高の時を過ごすことができて、本当に
幸せだと思っています。

今回、参加してくれたみなさん、
企画を支えてくれた美呆展のみんな、そして陰ながらこのイベントを応援してくれた友人たち
本当にありがとうございました。

追伸

27日のクロージングパーティーでも、このウエ呆を行います。
弥生公園を舞台に、美呆の中に入り、
言葉をつむぐワークショップです。
みなさん、ぜひ遊びに来てください。


美呆展 http://www.mihouten.com/

ロジカフェ http://www18.ocn.ne.jp/~rojicafe/